FC2ブログ

71.隣の座席 (8月17日)

kage

 楽しいはずの帰省も、後半は田崎先生が来たため散々な結果になりました。

 元はといえば1週間前の8/10に問い詰められて、今回の帰省のことを先生に言ったことが原因なんだけど、ママはお店のトラブルで途中で帰っちゃうし、お盆中だからお祖父さんは忙しくそのお祖父さんの不在をスキを狙われイジメられちゃったから、何から何まで運が悪かった今回の帰省でした。

 だけど、ワタシだってあんなにメチャメチャに責め上げられたのに、いつのまにか感じて悶えちゃってるんだから、なんて恥ずかしい女の子なの。

 しかも3回とも厳粛なお堂の中で尼僧の姿になって、あんなに淫らなことをしたんだからバチ当たりもいいトコロです。
 もちろん誰が一番悪いかというとそれは田崎先生で、尼僧衣のワタシにより欲情して徹底的にイジメまくるんだからホントにヒドイ人です。

 そんないろんなことを考えながら、午前中は家に戻るための身支度をしてお昼頃にお寺を出ました。お祖父さんは近くのバス停まで見送りに来てくれたの。
 お寺の仕事があるので駅まで送ることは無理なわけで、村のバス停まで来てくれただけでも何だか申しわけないような気がしました。

 バスに揺られること1時間くらいで駅に着いたんです。改札口を通って新幹線のホームへ行きました。階段を上がってしばし待つと新幹線が到着しワタシは車内に入ると指定席の窓際の席に座りました。そんな時です。

「よお中野ぉ、また、こんなトコロで会うなんてウソみたいな偶然だな」

 な、なんと、ワタシの隣の座席に座ってきた人は信じられないことに田崎先生だったんです。その座席って、そう、本来なら一緒に帰るはずだったママの席でした。

「いやぁ、なにしろ帰省のUターンラッシュの時期だし満席って言われてて諦めていたんだが、ラッキーにも3日前にキャンセルが出て指定席が取れたんだよ。それがまたオマエの隣とは偶然だよな」

 もう! ママがキャンセルした座席を先生が取るなんて、そんなの先生が一人で企んでもできることじゃないから、これってあまりにもひどすぎる最悪の偶然と言うより他はありません。
 なにしろ当の先生だってキャンセル待ちで取れた席が、ワタシの隣ということでホントにビックリしてるんです。

 さすがにお盆後半のUターンラッシュということでこの指定席の車内はほぼ満席の状態です。この分だと、もちろん自由席は定員以上に混んでいるだろうから、座れない人が通路やデッキにも溢れてきそうな感じです。だけど、それがワタシには実に幸運でした。

「チクショー、こんなに混んでるんじゃ、どうしようもできねぇだろ。まえの北海道の時の列車みたいに空いていれば良かったのに。これじゃ、せっかくコイツの隣の席になったのに何の意味もないじゃねえか」
 
 北海道旅行中の7/29の時みたいに車内でイヤらしいことしてイジメれるかと期待した先生だけど、それも叶わず悔しそうにそう小声でつぶやいてるの。その逆にワタシは嬉しくって『ヤッター♪』って叫びたいくらいでした。

 もちろん下車するまでは先生の隣に座ってなきゃいけないんだから、そんなに心地イイってわけでもないんだけど、それでもヘンなことをされる心配がないってことは何よりも代え難い安心なワケで、ホントに嬉しかったんです。

「つまんねぇな。することもないし、オレは昨日までの疲れが残ってるんで寝るから、駅に着いたら起こせよ!」

 駅を発車して早々、先生はそう言うとシートを倒して眠ってしまったの。昨日までの3日間、あれだけワタシをイジメて何発も放出したので疲れてるのも当然です。

 でも、それにしても先生のイビキって凄いんです。もう、車内に響き渡るくらいの大きさでワタシは他人のフリをして車窓を眺めていたんだけど、それでも回りからは先生の身内の人と思われてるようで恥ずかしくなるくらいでした。
 もちろんそんなワタシの気も知らず、先生はさらに大きなイビキをかきながら熟睡しています。

 そんななかワタシ、トイレに行きたくなったんです。だけど、通路側席の先生はふんぞり返るように座って寝てるから前の座席とのすきまがほとんどないんです。これじゃワタシ、通路に出られません。

「せ、先生、ちょ、ちょっと、起きてください」

 もう、しょうがないからワタシはトントンと先生を叩いて起こしたの。なんとか先生は起きてくれたんだけど、どうも寝ぼけまなこのようです。

「んんっ、どうしたんだ。まだオレたちが降りる駅に着く時刻じゃないだろ?」

「あ、あの、ちょっと、喉が渇いたので、水でも飲みに行きたいんです。お願いです、ホントに喉がカラカラなんです」

 まさか、トイレに行きたいなんて言えないから、水を飲みに行くってゴマカシて言ったの。先生は面倒くさそうに体をよじると前の座席とのすきまを少しだけあけてくれたんです。
 それがホントにギリギリ通れるかどうかのすきましかないんです。ワタシが通路に出やすいように席を立ってほしい、とまでは言わないけど、少し気遣ってもうチョットでもすきまをあけてくれても良さそうなんだけど、まさかそんなこと先生には言えません。

 しょうがないからワタシ、その狭いすきまをすり抜けて通路に出ようとしたの。でも、そのとき先生がニヤリとほくそ笑んだことにワタシは気付いていませんでした。

「あっ、あああぁぁーーーっ」

 座っている先生と前の座席とのせまい間を通ったとき、ワタシ、何かにつまづいて通路にそのまま倒れてしまったんです。ワタシがつまづいたモノ、それは先生の足でした。
 先生は通路に出ようとしたワタシの足を引っかけたんです。不意なことでホントに見事なまでにバターンと倒れてしまったんです。

 そして倒れたときにスカートがめくれてショーツがあらわになっちゃったんです。しかも倒れたときかなりの勢いで倒れちゃったからけっこう大きな音がしてしまい、車内のお客さんたちの視線がワタシに集中してるんです。

 ワタシ、膝上の少しだけ短めのスカートを着ていたんです。そのスカートがすっかりめくれてしまったんだから穿いていた白のショーツが完全に乗客のみんなに見られちゃったんです。
 老若男女いろんな人が入り交じっている車内で、スカートがめくれてショーツに包まれたお尻を完全に見られちゃたことになります。

 学校にいるときは先生に命じられていつもブルマーを穿かなきゃイケナイけど、今は夏休み中なんだから北海道旅行のときとおんなじでワタシはブルマーを穿くこともなく、普通に白のショーツを穿いているんです。

 だけど恥ずかしいことに96センチもの大きなヒップをしているのでブルマー穿いている時みたいに白のショーツもピチピチに張りつめているハズです。
 そんな純白の布地が張り裂けんばかりになっている状態のワタシのお尻をモロに見られたなんて、そんなのあまりにも恥ずかしすぎます。

 それなのに足を引っかけた当の先生は、まるでワタシが勝手につまづいたかのように知らんぷりで、全くの他人みたいに涼しい顔をしてるの。

(や、やだぁーっ、シ、ショーツが、みんなに見られちゃった、あーん、もう、イヤぁーーーっ)

 あまりの恥ずかしさに、起きあがったワタシは顔を真っ赤にして小走りで通路を抜けてデッキへ急ぎました。
 車内の乗客のみんなにショーツを見られたかと思うと再び車内に戻ることなんてできっこなく、そのあとは結局駅に到着するまでデッキに居たんです。

 駅に着いて車両から降りてホームを歩いているときも他の乗客の視線を感じるような気がしてなりませんでした。

『おいおい、前を歩いてるのは、さっき車内で倒れてパンツがもろ見えになったあのコだよ。しかし、純白の布地がはち切れんばかりになってたんだから、背が低いクセに、なんてムチムチにお尻の大きいコなんだろうね』

なんて、さっきのことでささやかれてそうで背後からの視線が気になって仕方がありません。

 もちろんホームを歩く他の人たちがホントにそんな風にワタシのことを思っているハズもなく、自意識過剰なのはわかってるけどショーツをモロに見られた恥ずかしさは消えることなく、ワタシはずっと顔を赤くしたままでした。
 改札口を出た頃、ようやく先生がワタシに近づいてきて言ってきたんです。

「あはははっ、中野、さっきはスマン! オレの不注意とは言え、オマエがあんなにおもいっきり倒れて、まさかパンツがあんなにモロに見えてしまうことになるとは思わなかったんだよ」

「そ、そんな、先生がワザと足を引っ掛けたんじゃないですか! もう、ワタシ、車内のみんなに下着を見られちゃったんですよ」

 そんな風に言ったら、さっきのことが思い出されてまたさらに耳まで真っ赤になるくらいに恥ずかしくなってきたんです。
 だけど、見ず知らずの大勢の人々にショーツを見られた女の子の気持ちなんて先生は全然わかってくれなくて、それどころかワタシの懸命な訴えに逆ギレしてきたんです。

「何だとぉ、だいたいブルマーを穿いてればパンツは見られなくて済んだハズだぞ。そもそも帰省中でオレの目が届かないと思って、ブルマーも穿かず好き勝手な格好をするからこうなるんだ。今度からは勝手な格好は許さないからな!」 

 私の気持ちをわかってくれるどころか、刺すような鋭い目線でワタシを睨み付けながらメチャクチャな理屈を振りかざしてきたんです。

「こうなったら確認のためにも、とりあえず明日の昼過ぎに学校に来るんだ。わかったな!」

 そして最後にそう言い放つと、先生は駅のコンコースの人混みの中に消えていきました。
 

スポンサーサイト
[PR]

[PR]

コメントフォーム(感想・ご意見・相互リンクのお申込み等)

kage


URL:




Comment:※必須

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する