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89.自意識過剰(10月8日)

kage

「こらT男! オマエ、昨日日直のクセに6限のあと黒板消さないで帰っただろうがぁ!」

 朝礼の時、昨日の日直だったS君に向けての田崎先生の怒鳴り声が響きました。

「代わりにたまたま居た中野に消してもらったんだぞ。オマエ、中野に礼を言っておけよ」

 先生にそう言われて朝礼の後、T君がバツの悪そうな顔をしてワタシにお礼を言いにきたんだけど、お礼を言われてるワタシの方が逆に顔を真っ赤にしたまま『あっ、その、気にしないで・・・』って言うのが精一杯でした。

 だってこのキレイに消されている黒板は、昨晩『乳房黒板消し』のお仕置きによってもたらされたという、誰もが信じられないコトによるものだったもの。
 もちろんワタシの前でバツが悪そうにお礼を言っているT君も、ワタシのオッパイで黒板の字が消されていたなんて事実を知るハズがありません。

 S君は銀縁メガネをかけていて、髪型も七三分けというクラスの中でもマジメで堅物の方なんです。だから女子にも興味がなさそうだし、ましてや元々存在感ゼロのワタシのことなんてこれっぽっちも気にしてないと思うんだけど、そんなT君が今はモジモジしながらも何だか視線が変なんです。

 謝る相手のワタシの顔を見ることもなく、その顔から下にそれた制服の胸元に視線がいってるような感じがするの。

 ああぁ、そっちに目が向くのも仕方がありません。だってあんなキョーレツな『乳房黒板消し』の刑を受けたワタシのオッパイだから、一晩過ぎた今日だって熱くうずいて張りつめ一段と盛り上がってるんです。
 5/31の日記にも書いたように、ワタシのセーラー服は例の特別仕立てだから普段はオッパイの盛り上がりはわかりにくいけど、今日はそれも隠しようがありません。

 昨晩はザラザラの黒板の板面でイジメて『オマエの乳房を小さくしてやろうか』って、まるでオッパイを削っていかんばかりの勢いの先生だったけど、逆にうずいて張りつめちゃって盛り上がってしまうなんて皮肉です。

「あ、あの、ゴメン、中野・・・。ボク、5限目まではしっかり消してたんだけど、うっかり最後の6限目のを消すの忘れちゃって・・・」

 そう言ってモジモジと申しわけなさそうに謝っていながらも、ヤッパリ視線は制服のバストの方です。S君だって中学生だからオンナのハダカには興味が無いワケじゃないと思います。
 そしたらそのセーラー服の下で大きく張りつめ盛り上がってるワタシのオッパイが、昨晩は徹底的に黒板にこすりつけられてたことを知ったらどう思うのかしら。

 同級生の中学2年の女子が”乳房黒板消し”のお仕置きで、担任の先生からハダカのオッパイをメチャメチャにイジメられてたことを知ったらきっと卒倒するに違いありません。
 そんな風に胸元を見つめられていたらワタシ恥ずかしさのあまりに、バストの奥底がますます熱くうずいてきちゃったんです。

(ああぁ、T男君、ダメぇ、そんな風に見ちゃイヤぁ。ワタシ、無理矢理のお仕置きで責められてただけなの。そのせいで今もオッパイが熱くうずいて盛り上がってるんだから、そんな目で見ないでぇぇぇ)

 ワタシはそんな風に心の中で叫ぶのが精一杯でした。だけどそんなワタシの気持ちなんて知るハズもなくT男君の視線はヤッパリ制服の胸元です。
 ここまできていて、いつもとは違う胸の盛り上がりに気付いてないハズはありません。

(も、もうこれ以上は見ないでぇーーっ、だって昨日は仕方がなかったんだもの。先生があんなにキョーレツにオッパイを黒板にこすりつけるものだから、どうしちゃって仕込まれたワタシのカラダが反応しちゃって、自分の意志とは無関係に悶えてしまっただけなの。ホントなのよぉ)

 必死に心の中で弁明するワタシです。オッパイをイジメられたことも、そしてその責めに感じちゃった事も何だかT男君に見透かされてるような感じがしてきて、頭の中がパニック状態です。

(あっ、で、でも最初はホントに痛かったの。痛いし熱くって死ぬかと思うくらいに苦しかったのに、ワケがわかんなくなって感じてしまっただけなの。ワタシ、そんなマゾ変態じゃないのぉ)

 マジメな堅物のT男君が、イジメられてるのに身悶えるタイプの性感のコトを知ってるわけがないのにドギマギのあまりにそんなイイワケまで心の中で叫んでいるワタシです。
 ううん、でもT男君だって中学生の男子なんだから実体験はともかくエッチな言葉の意味くらいは知ってるかもしれません。

 だとしたら”乳房黒板消しの刑”で責められた挙げ句、淫らに悶えまくったことがわかちゃったら大変です。

「ホ、ホントにゴメン、中野。しかも黒板の一番高いところだってきちんと消してくれてるし・・・」

 ああぁ、そのことに、やっぱり気付かれちゃいました。142センチしかないワタシなだけに思いっきり手を伸ばしたってなかなか届かないにも関わらず、黒板の一番高いところまでキレイになってるのはある意味不思議なことです。

 だけど昨晩田崎先生は教卓の上にワタシを立たせて、背後からつかんだワタシのオッパイを力一杯引き伸ばして黒板の一番高いところまでこすりつけたんです。
 そのおかげで高いところに書かれているチョークの字もすっかりキレイに消えたワケなんだけど、何だか遠回しにそのことを指摘されてるようでワタシは気が気じゃありません。

 もちろんT男君のモジモジした様子はからはそんなことに気付いてるようには思えないけど、ワタシは教卓の上に立たされてまで黒板の一番高いところをオッパイで消させられた昨晩の状況がよみがえってきて、ますます顔がカーッと真っ赤になっちゃいました。

(ああぁ、だってあのときはホントに大変だったの。教卓の上に立ったって黒板の一番高いところはまだまだ届かないから、先生ったら背後からムンズと掴んだオッパイを渾身の力をこめて上に引き伸ばしてようやく届かせたの。T男君、どんなにつらかったかわかるのぉ?)

 まるでオッパイが引きちぎれるんじゃないかと思えるほど上へと伸ばされたので、ホントに悶絶するくらいに苦しんだワタシだったの。
 あーん、でも、それすらいつの間にか快感で身悶えていたことをT君に言えるハズがありません。

「あの、それに・・・、正直言うとボク、テキトーに黒板を消していたんだ。だってウチの教室の黒板消しって、もうボロボロだからちゃんと消えないだろ。それなのにあんなにキレイに消してくれて・・・」

 ああぁ、それに気付かれるのが一番辛いんです。T男君もそのことは疑問に思ってるハズなんです。どうやったってウチの教室のあのボロボロの黒板消しじゃキレイに消えないんです。

 もちろんT男君には、その黒板消しの代わりにチョークの字を消していたのがワタシのオッパイだったなんて言えるハズがありません。

 しかも新品の黒板って見違えるくらいわずかなチョークの字の跡を完全に拭き取るまで、徹底的に容赦なくザラザラの板面にオッパイがこすりつけられていたなんて知られたら、もうワタシは終わりです。
 T男君は彼なりに誠心誠意謝ってワタシにお礼を言ってるつもりなんだろうけど、モジモジしながら精一杯吐き出す言葉の一つ一つがワタシにとっては裏目に出ちゃいます。

「と、とにかくホントに昨日はゴメン。ボク、今度、中野の日直のとき代わりに黒板消すから・・・」

 そう言ってワタシの前から離れていくまでのあいだの時間って、ホンの2,3分にしか過ぎなかったんだけど、ワタシにはその何倍もの時間に思えました。

 ふと冷静に考えてみると、T男君はワタシの胸元の盛り上がりに気付いて目線をそっちに向けていたと思っていたんだけど、実のところはあまりのバツの悪さに面と向かって顔を合わせることができず、うつむいて下の方を見て話していただけでした。

 それなのにワタシったら制服の上から胸元をジロジロと見られてるように思っちゃうなんて、ホントに自意識過剰です。
 

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