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1.臨時の担任(1月8日)

kage

 ワタシの名前は中野メグミ、市内にあるN中学校の1年生です。

 家族はパパとママとワタシの3人家族だけど、パパはお仕事の都合で札幌に単身赴任中で、実質ママとの二人暮らしって状態です。そんなママも趣味で始めたケーキ作りが本格的になっちゃって、ワタシが中学に入学してまもなく手作りケーキのお店を小さいながらオープンさせたので、いわばカギっ子みたいなものです。

 だけどワタシだってもう小学校に通う子どもでもないので、一人で家に居ても寂しいなんて思うことなくて全然大丈夫なんです。
 そうやって中学校生活を送ってる、どこにでもいるような普通の女の子なんだけど、ちょっと内気で引っ込み思案なところがダメな点かなぁってワタシ自身では思ってます。

 期待に胸ふくらませて始まった中学校生活だけど、あっというまに1学期、2学期と過ぎちゃって今日から3学期、つまり1年生の最後の学期となります。1年生としての最後の締めくくりの学期でもあるので、ワタシもいろいろと頑張らなきゃって思ってたんです。
 ところが3学期初日のクラスでの朝礼の時、教室に入ってきたのは教頭先生とスーツ姿の見たこともない男の人だったの。クラスがちょっとざわついたなか、教頭先生が事情を説明し始めました。

 なんとワタシたち1年3組の担任だったM岡先生が、年末に体調を崩してしばらく入院することになり、代わりの先生が赴任してワタシたちの臨時担任になるってことでした。元気に見えたM岡先生だったので、入院したなんてビックリです。
 そして教頭先生の横に立っていたスーツ姿の見たこともない男の人が、代わりの臨時担任の先生でした。

 臨時担任の先生は田崎先生って言って、ハッキリとした年齢はわかんないけど40歳代なかばくらいの男の先生で、なんとなくやさしそうな感じがして、ホッとしました。だって、前のM岡先生はとっても怒りっぽくて厳しい先生だったんだもの。
 とは言ってもイキナリ担任の先生が代わったのはオドロキ以外のなにものでもなく、クラスも何だか落ち着かない感じのまま3学期最初の一日が過ぎ、下校の時間となりました。

 3学期は1、2学期以上に頑張ろうって張り切ってたのにこんなことになっちゃったので、不安ってほどじゃないんだけど何だか妙にヘンな気持ちがします。そんな気持ちのまま校門を出ていつもの路線バスに乗って家へと向かったワタシでした。
 
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